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『お仕事いろいろ』 和琴(わごん)

『お仕事いろいろ』の巻!!

これまた 箏の絹糸張りよりもさらに少ない 年間1面か2面あるかないか!?のお仕事です今回は 『和琴の切り詰め』※1 和琴は日本古来の楽器で今ではほとんど 見る機会は少ないですね

和琴1

長さはお琴より少し長く 絃は6本 柱は 木の枝の二股に分かれた部分をカットしているものを 使用します(写真なしですごめんなさいWEBでお調べ下さい)

和琴2

この紐がぐるぐる巻き(紐の名前わかりませんスミマセン)の中に余分な糸が 縛られていて それを引っ張り出し 糸の張力を合わせて糸締めし ぐるぐる巻きの紐の先端をきれいに揃えるのですが… ムズ(*_*)

和琴3

上手な方が締めると紐の左側の部分が上に すくっと立つんです ちょっと表現的にどうかですが まるで 氣志團のリーゼント!? 上手な方は締めるところと通すだけのところ、メリハリがあるんですね~ 東京で修行させて頂いたところの社長が 前まで宮内庁の楽器をみていたため楽器を持って教わりに行った事思い出します

社長ありがとうございます(>_<)

この作業紹介ブログ『お仕事いろいろ』シリーズ化しようかなー(-_-)。。。

※1『切りつめ』糸の傷んだ部分を切り、余っているまだ使用していない部分の糸を

スライドして糸を締めメンテナンスすること。